サル:「うーん。」
殿:「サルよどうした。変なものでも喰ったか。」
サル:「ちがいますよ。相場がどっちへ行くのか分からないから悩んでいるのですよ。」
殿:「考えることは良いことだが、少し考え方を変えたほうが良いぞ。」
サル:「と言いますと?」
殿:「特にこのような相場では、短期的な上、下を当てることに注力しても徒労に終わることが多いのじゃ。」
殿:「なにせ、相場のプロでも間違うのじゃからな。兼業投資家が言い当てるのは難しいし、仮に当たったとしても、本当にその考え方があっていたのか、たまたま1/2の確率で当たったのかはなかなか分からん。特に人の言うことなどはそうじゃな。そして、その考え方が次の相場にも当てはまるのかも分からん。」
サル:「それはそうですが、ではどうすれば。。。」
殿:「以前から言っておるが、どちらへ動いても勝てる対処法を考えておくことじゃ。ベースとして長期展望で上なのか下なのかを考え、上がった場合どうするのか、下がった場合はどうなのかを考えることに注力するのじゃ。そうなってくると、儂の考えでは今は後詰め(キャッシュ)を厚くしておくのが正解なのじゃ。」
サル:「そうなんですね。。。ところで先月の成績はいかがでしたか?結構さがりましたか?」
殿:「こんな感じじゃ。」
サル:「うーんと、正月頃は1720万ぐらいでしたから、ほぼ変わってないですね。南蛮株が200万程減って日本株が100万増、キャッシュが100万程増えてますね。そうするとアメリカの下げをうまく吸収した感じですかね。」
殿:「うーむ。結果的にはこれで良しとしたい。南蛮株をリバランスしてグロース株を結構処理したので追撃は回避できたかの。なかでもマルケタ(MQ)を損切りできたのは良かったと思っておる。あと日本株では含み損であったキャリアリンク(6070)を少し買い増しした後に戻してきたのは良かった。最近寒い日が続くのでこれまた含み損のワークマン(7564)が復活してくることに期待しておる。」
サル:「確かに寒さが厳しいのでアパレル関係で良い決算を出す会社はあるかもしれませんね。。」
殿:「しかし、今キャッシュが35%じゃが40-50%ぐらいにしてもいいかもと考えておる。なにせ分からんww。」
サル:「分からないことを、「分からない」と認識しておくことも大事かもしれませんね。」
殿:「人間だものww。」
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